著者:澤村亮(リハビリコンサルタント・理学療法士/Link Reha代表)
【整形外科】MEO対策をしても上位に出ない5つの理由
はじめに
MEOとは、GoogleマップやGoogle検索で医院情報を見つけてもらいやすくするための対策です。整形外科では、上位に表示されることで地域の患者さんの目に入りやすくなり、集客に直接つながりやすい特徴があります。しかも、Googleビジネスプロフィールを活用した対策は、広告費を大きくかけずに始められるものも多く、費用対効果が高い集患施策のひとつです。
今の時代、整形外科がWEB集客を考えるうえでは、ホームページを整えることはもちろん大切です。ただ、それと同じぐらい重要なのがMEO対策です。ホームページが「自院の存在や考え方、診療内容をしっかり伝える場」だとすれば、MEOは「地域で探している患者さんに見つけてもらう入口」と言えます。つまり、WEB集客するのに自社の存在を示すHPと同じぐらい重要な対策です。
Googleも、ローカル検索の表示には主に「関連性」「距離」「知名度」が関わると案内しています。つまり、整形外科が地域で見つけてもらうには、Googleビジネスプロフィールの情報を正確に整え、患者さんにとってわかりやすい状態にしておくことが大切です。
《出典》Tips to improve your local ranking on Google(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7091?hl=en
その一方で、「Googleビジネスプロフィールは作ってあるのに上位に出ない」「口コミも少しずつ増えているのに新患につながらない」と悩む整形外科も少なくありません。実際、リハビリテーション部を安定して運営したいと考えている整形外科ほど、紹介だけに頼らない集患導線を作りたい、地域にもっと医院の強みを伝えたい、と感じていることが多いです。
私は理学療法士として長年、整形外科の現場やリハビリ部門の運営に関わってきました。さらに、整形外科や医療・介護分野のコンサルティング、Googleビジネスプロフィールやホームページ改善の支援も行っています。現場感覚で言えば、整形外科のMEOは、ただプロフィールを作れば成果が出るものではありません。地域で結果を出している院ほど、Googleビジネスプロフィールだけでなく、口コミ運用、院内改善、ホームページSEOまで含めて丁寧に整えています。
この記事では、整形外科がMEO対策をしても上位に出ない5つの理由を、Googleの考え方と現場経験の両面からわかりやすく整理します。
この記事でわかること
- 整形外科のMEOが上がらない原因
- Googleビジネスプロフィールの見直しポイント
- 口コミ運用で注意したいこと
- ホームページSEOとの関係
- 整形外科の現場に合った改善の順番
この記事の結論
整形外科がMEO対策をしても上位に出ない理由は、主に次の5つです。
- Googleビジネスプロフィールを十分に管理できていない
- 地域名や整形外科としての情報が伝わっていない
- 口コミの数と運用が弱い
- 悪い口コミの原因に院内で手を打てていない
- Googleビジネスプロフィールだけでなく、ホームページSEOや外部評価まで整えられていない
整形外科のMEOは、投稿を増やすだけでは伸びません。Googleビジネスプロフィール、口コミ運用、院内改善、ホームページSEOを一体で整えることが大切です。

MEOで最初に理解しておきたいこと
MEO対策というと、「口コミを増やすこと」「写真を増やすこと」「投稿を頑張ること」だけが注目されがちです。もちろん、それらも大切です。ただ、整形外科のように診療内容が幅広く、地域性や評判が集患に直結しやすい業種では、それだけでは足りません。
たとえば、リハビリに力を入れている整形外科でも、Googleビジネスプロフィール上ではその特徴が十分に伝わっていないことがあります。逆に、実際の医療の質は高くても、地域名・カテゴリ・口コミ・写真・ホームページの整合性が整っていないと、検索では見つけてもらいにくいことがあります。これは、実力があるのに、初めて来る人に向けた案内表示が足りない状態に似ています。現場力が高いだけでは、Web上で正しく評価されないことがあるのです。
ホームページは、自院の考え方や診療内容、リハビリの強みを深く伝えるうえで欠かせません。一方で、MEOは「今この地域で整形外科を探している人」に見つけてもらう入口として機能します。そのため、ホームページとMEOはどちらか片方ではなく、両方を整えることで初めてWEB集客の土台が強くなります。
Googleも、ビジネス情報をできるだけ完全かつ正確にし、カテゴリを適切に設定し、レビューに対応し、写真や動画を追加することがローカル表示の改善につながると案内しています。
《出典》Tips to improve your local ranking on Google(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7091?hl=en

MEOは「何か1つを頑張れば上がる施策」ではありません。
整形外科では、
- Googleビジネスプロフィール
- 口コミ運用
- 院内体験
- ホームページSEO
がつながって初めて強くなります。
理由1:Googleが自動で設定したままのGBPを、ほとんど触っていない
整形外科で意外と多いのが、「Googleビジネスプロフィールの存在は知っているけれど、きちんとオーナー登録していない」「昔誰かが作ったままで、今は院内で誰も触れない」「Googleが自動で作った情報がそのまま残っている」という状態です。
これは、医院の玄関に古い診療案内が貼られたままになっているのに、「なぜ患者さんが来ないのだろう」と悩んでいるようなものです。患者さんは検索結果を見た瞬間に判断します。診療時間、休診日、電話番号、写真、説明文、口コミへの返信状況が整っていないだけで、不安を感じて別の院を選ぶことがあります。
Googleビジネスプロフィールは、オーナー確認を行うことで自院の情報を適切に管理できるようになります。管理権限がないと、説明文の改善、カテゴリ調整、口コミ返信、閲覧データの確認など、重要な打ち手が制限されます。
《出典》Get started with Google Business Profile(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7039811?hl=en
私は支援先で、最初に必ず「オーナー権限が取れているか」を確認します。ここが曖昧だと、どれだけ施策を考えても前に進みません。特に、ホームページ制作会社や過去の担当者が管理していて、現在の院内でログインできないケースは珍しくありません。MEO対策のスタート地点は、華やかな施策ではなく、自院のプロフィールを自院で管理できる状態にすることです。
最低限チェックしたい初期項目
- オーナー確認が済んでいるか
- 医院名、住所、電話番号、診療時間が正しいか
- 祝日や臨時休診の情報が更新されているか
- 説明文が初期状態のままではないか
- 口コミに返信できる権限があるか
- 閲覧数や反応を確認できる管理画面に入れるか
この土台が整っていないまま投稿だけ増やすのは、土台が傾いた建物に看板だけ増やすようなものです。まずは管理できる状態をつくる。これが第1歩です。
理由2:GBPに患者さんが実際に来る地域名と整形外科の情報が十分に伝わっていない
次に多いのが、「地域名」「整形外科」「実際に行っている診療やリハビリ内容」が、Googleビジネスプロフィール上で弱いケースです。
整形外科の検索は、かなり地域密着です。患者さんは「整形外科」単体ではなく、「地域名 整形外科」「駅名 整形外科」「地域名 リハビリ」「地域名 通所リハビリテーション」といった形で探すことが多くなります。つまり、院側が「自分たちは何の医療機関で、どの地域の患者さんに役立っているか」を明確に伝えないと、検索意図と噛み合いにくくなります。
Googleは、ビジネス情報を実態に即して正確に表現すること、カテゴリは中心業務を最も適切に表すものを選ぶことを求めています。
《出典》Guidelines for representing your business on Google(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=en
実務上よくあるのは、次のような状態です。
- 主カテゴリが適切でない
- 「整形外科医」や「整形外科クリニック」に近い主カテゴリが設定されていない
- 追加カテゴリに、実際に提供している通所リハビリテーションや訪問リハビリが反映されていない
- 説明文に患者さんの来院圏の地域名や駅名の文脈がほとんどない
- 写真や投稿に、院の強みであるリハビリ体制が反映されていない
たとえば、院内では「リハビリに力を入れている整形外科」という認識があっても、Google上では院名と電話番号だけ、ということがあります。これでは、Googleから見ても患者さんから見ても、特徴が見えません。
ここで大切なのは、地域名を無理に詰め込むことではありません。私は支援の際、単なるキーワードの羅列は勧めていません。大切なのは、患者さんの来院実態に沿って整理することです。たとえば、どの市区町村からの来院が多いのか、駅から歩いて来る方が多いのか、車利用が中心なのか、リハビリ目的の再来が多いのか。この実態に合わせて、説明文・カテゴリ・ホームページの導線を整えると、Googleとのズレが減っていきます。
つまり、「地域名を書けば上がる」という単純な話ではありません。患者さんの検索行動、院の提供価値、Googleが読み取る情報を一致させることが大事なのです。

地域名対策で勘違いしやすいこと
大切なのは、地域名を増やすことではなく、
「実際に来院している地域」と
「整形外科としての提供内容」を
Googleにわかりやすく伝えることです。
理由3:口コミの数が少なく、評価も低いまま放置されている
整形外科のMEOで、口コミはやはり大きな要素です。ただし、ここは誤解も多い部分です。
Googleは、レビュー数や評価がローカル検索での知名度に関係し得ることを案内しています。また、レビューへの返信は、患者さんの声を大切にしている姿勢を示す方法としても重要です。
現場感覚として、良い口コミが継続的に入る院は、Googleマップ上の反応が変わりやすい傾向があります。私自身、支援先で良い口コミが入ったあと、数日から2週間程度で表示や反応の変化を感じたケースを複数経験しています。もちろん、順位変動のすべてを口コミだけで説明することはできませんが、少なくとも整形外科のMEO実務では、「口コミの動きが無関係」とは言えないのが率直な実感です。
ただし、ここで大切なのは、「無理に集める」ことではありません。口コミ対策は、操作ではなく導線設計として考える必要があります。満足度の高い患者さんが自然に投稿しやすいようにすること、患者さんの声を院内改善につなげること、低評価の原因を放置しないこと。この3つが基本です。
Googleは、実体験に基づかないレビューや報酬付きレビューなどを認めていません。また、違反がある場合は制限がかかることがあります。
《出典》Prohibited & restricted content(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7400114?hl=en
《出典》Business Profile restrictions for policy violations(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/14114287?hl=en
さらに医療分野では、医療広告ガイドラインへの配慮も必要です。厚生労働省は、患者や家族へ肯定的な体験談の投稿を依頼した場合には、誘引性の問題が生じ得ると示しています。
《出典》医療広告ガイドラインに関するQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000205166_00004.html
私の経験では、医師が毎回口コミ依頼をするのは現実的に難しいことが多いです。外来は忙しく、良いと思っていても継続できません。そのため、リハビリ部門がある整形外科では、リハビリスタッフ側に主担当やリーダーを置き、無理のない形で継続できる仕組みを作るほうが実行しやすいと感じています。ただし、「頼んでおいて」で終わると続きません。役割分担、声かけのタイミング、院内共有まで含めて設計することが大切です。

- 報酬を渡して口コミを依頼する
- 良い口コミだけを選んで依頼する
- 悪い口コミを別導線へ流す
- 院内で圧力のある依頼をする
- 口コミ対応を属人化したまま放置する
理由4:悪い口コミが繰り返される“院内の原因”に手を打てていない
MEO対策というと、どうしてもGoogleビジネスプロフィールの画面の中だけを整えることに意識が向きやすくなります。ですが、整形外科ではそれだけでは不十分です。なぜなら、口コミの内容そのものは、院内で患者さんが体験したことの結果だからです。
Google上で低評価が続く院には、ある程度共通した傾向があります。私が整形外科の現場や支援先でよく見るのは、受付対応、医師の説明、待ち時間、会計までの流れ、リハビリへの案内のわかりにくさです。特に整形外科は、痛みや不安を抱えた患者さんが来院します。しかも高齢者から働く世代まで幅広く、通院頻度も高くなりやすい診療科です。そのため、少しの不満でも繰り返されると口コミに出やすい特徴があります。
Googleは、レビューへの返信が患者さんの声を大切にしている姿勢を示し、レビュー数や評価がローカル検索での知名度に関わると案内しています。つまり、口コミは単なる点数ではなく、運営改善のヒントでもあります。
《出典》Tips to improve your local ranking on Google(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7091?hl=en
よくある低評価の原因
- 受付の対応が冷たく感じる
- 待ち時間が長いのに説明がない
- 医師が忙しそうで質問しにくい
- リハビリの流れや目的がわかりにくい
- 会計や次回案内で混雑しやすい
この状態で口コミ依頼だけを増やしても、むしろ悪い評価が増えることがあります。ここはリハビリ部門の運営とよく似ています。単位数だけを追って、現場の流れや役割分担を整えないと、どこかにしわ寄せが出ます。MEOも同じで、Google上の見え方だけでなく、院内体験の設計まで含めて考えないと安定しません。
口コミ対策で本当に見るべき視点
私が支援で重視しているのは、低評価を感情的に受け止めるのではなく、「再発防止の材料」として見ることです。たとえば、次のような改善は実務的で効果につながりやすいです。
受付対応の見直し
受付は最初と最後に接する場所です。第一印象と最後の印象の両方に関わるため、言い方や表情、案内の統一だけでも印象は大きく変わります。
待ち時間の説明を入れる
待つこと自体より、「いつまで待つかわからない」ことに不満が出やすいです。目安時間や遅れの一言があるだけで、低評価の出方は変わります。
医師の説明不足を補う動線を作る
医師の外来は忙しくなりやすいため、すべてを診察中に解消するのは難しいことがあります。その場合、受付やリハビリスタッフが補足しやすい動線を作ることが有効です。
リハビリの見通しを伝える
「何のために通うのか」「どれくらいの期間が目安か」がわかるだけで、患者さんの納得感は高まります。整形外科ではここが曖昧なまま進んでしまうことが少なくありません。
私の経験でも、低評価が続いていた院が、受付対応や説明の流れ、院内共有の仕方を見直したことで、同じタイプの口コミが減ったことがあります。MEOは外の対策に見えますが、実際は院内改善と強くつながっています。

理由4のポイント
悪い口コミの多くは、Googleビジネスプロフィールの問題というより、院内体験の問題です。
口コミ対策は「評価を集めること」よりも、「悪い体験を減らすこと」から始めると安定しやすくなります。
理由5:Googleビジネスプロフィールだけで勝とうとしており、ホームページSEOや外部評価が弱い
ここが、整形外科のMEOで非常に見落とされやすいポイントです。Googleビジネスプロフィールをかなり整えても、なお上がりきらない院があります。そうしたケースでは、Googleビジネスプロフィールの中だけを見ていても原因が見えません。
Googleは、ローカル検索結果が主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて決まると案内しています。また、知名度にはレビューだけでなく、ウェブ上の情報やリンクなども関わると説明しています。つまり、MEOはGoogleビジネスプロフィール単体の施策ではなく、ホームページや外部での情報整備まで含めた評価だと考える必要があります。
整形外科でよくある“伸びない状態”
- Googleビジネスプロフィールは整えているが、ホームページ側の情報が薄い
- リハビリ、通所リハ、訪問リハなどのページが十分に整理されていない
- 地域名と診療内容の関係がホームページ上で伝わりにくい
- 院名、住所、電話番号の表記が媒体ごとに微妙に違う
- 他サイトでの医院情報や紹介情報が少ない
たとえば、Googleビジネスプロフィールには「リハビリに力を入れている」と書いてあっても、ホームページにはリハビリ体制や対象症状、流れ、スタッフ体制の説明がほとんどない。これではGoogleにも患者さんにも十分に伝わりません。
Googleビジネスプロフィール名にキーワードを足せばよいわけではない
ここでありがちな誤解が、「院名に地域名やキーワードを足せば上がるのではないか」という考えです。ですが、Googleはビジネス名には実際の名称を使うよう求めており、不要な情報やキーワードを加えることはガイドライン違反になり得ます。
《出典》Guidelines for representing your business on Google(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=en
たとえば、「〇〇整形外科|磐田市 腰痛 リハビリ 名医」のような表記はおすすめできません。地域名や訴求内容は、説明文、カテゴリ、ホームページ、外部情報の整備で自然に伝えるべきです。
実務では“3つを一体”で考える
私の現場感覚では、整形外科の集患は次の3つが噛み合って初めて伸びやすくなります。
Googleビジネスプロフィール
基本情報、カテゴリ、説明文、写真、口コミ返信などを整える土台です。
ホームページSEO
診療内容、リハビリ体制、対象症状、地域性、受診導線を整理し、検索意図に応える役割があります。
外部評価・サイテーション
他サイトでの医院情報、紹介情報、地域での認知などが信頼の補強になります。ランキングサイト、紹介サイト、医師会、地域事業、行政関係等での自院の記載が多いほど有利になります。
この3つのどれか1つだけでは、伸びに限界があります。逆に、一緒に整うとGoogleから見ても患者さんから見ても「情報の一貫性」が高くなり、選ばれやすくなります。

理由5のポイント
- GoogleはGoogleビジネスプロフィール単体ではなく、ウェブ全体の情報も見ている
- ホームページに診療内容や地域性がないと関連性が弱くなる
- 外部での医院情報が少ないと知名度の補強が弱くなる
整形外科のMEOを伸ばすための実務的な改善順序
ここまでの内容を、実際に動ける順番にすると次の流れになります。
1.まずは管理権限を整える
最初にやるべきは、Googleビジネスプロフィールの管理権限確認です。オーナー登録、基本情報、営業時間、カテゴリ、説明文、写真、口コミ返信体制を整えます。ここが触れないと何も始まりません。
《出典》Get started with Google Business Profile(Google Business Profile Help)
https://support.google.com/business/answer/7039811?hl=en
2.患者さんの来院実態に合わせて地域性を整理する
どの地域から来院が多いのか、駅利用が多いのか、車利用が多いのか、リハビリ目的の再来が多いのか。こうした実態をもとに、Googleビジネスプロフィールとホームページの内容を合わせていきます。
3.口コミ運用を“安全に継続できる形”にする
Googleは、実体験に基づかないレビューや報酬付きレビュー、複数アカウントによる操作などを禁止しています。違反時には新規レビュー停止や既存レビューの非表示などの制限がかかる場合があります。
また、厚生労働省のQ&Aでは、医療機関が患者や家族に肯定的な体験談の投稿を依頼した場合には誘引性が生じると示されています。医療分野では、口コミ運用は特に慎重に考える必要があります。
4.ホームページ側で診療内容と強みを整理する
整形外科としての強み、リハビリ体制、対象症状、地域での役割、受診導線をわかりやすく整理します。Googleビジネスプロフィールとホームページの内容がつながっていることが大切です。
5.外部情報も含めて一貫性を高める
院名、住所、電話番号、診療内容の表記をできるだけそろえ、外部媒体での情報の質を高めていきます。これが知名度の補強につながります。
補足
上記5つに挙げませんでしたが、写真の掲載も重要です。一般的に10枚以上と言われています。競合と比較して、それ以上なら枚数を多くしましょう。大切なのが、患者さんが安心して信頼できる雰囲気を伝えることです。院の雰囲気が伝わるように、外観、駐車場、主要な部屋、機器、院長、スタッフの温かい雰囲気が伝わるようにしましょう。
改善の順番
1.管理権限の確認
2.地域性とカテゴリの見直し
3.口コミ運用の整備
4.ホームページSEOの整理
5.外部情報の一貫性強化
※補足:写真は、ないようならすぐに追加しましょう。
私の経験からの視点
私がこのテーマで特に強調したいのは、整形外科のMEOは単なるWeb施策ではなく、「現場の強みを正しく翻訳する作業」だということです。
Link Rehaのプロフィールでも示している通り、私は理学療法士として整形外科や通所リハビリの現場に長く携わり、リハビリ部門の立ち上げと運営改善も担当してきました。さらに、医療専門WEBマーケティングも支援しています。だからこそ、MEOも表面的なテクニックだけでなく、現場の流れ、患者さんの不安、院長や管理者の悩みスタッフの実行しやすさまで含めて考える必要があると感じています。
《出典》澤村亮プロフィール(Link Reha)
https://linkreha.com/profile/
実際に、Googleビジネスプロフィール、口コミ導線、院内改善、ホームページ、外部情報まで一体で見直した整形外科では、前年度と比べて実来院数が大きく伸びたケースがあります。知り合いによる口コミがの紹介中心だと思われていた院でも、実際にWeb対策を行うことにより、WEBからの来院が多いことに驚かされます。
※この部分の来院数増加や年代傾向は、著者の支援経験・自社把握データに基づく実務所感です。
まとめ
整形外科がMEO対策をしても上位に出ない理由は、単純に「投稿が少ないから」ではありません。
Googleが自動設定したままでプロフィールを十分に管理できていないこと。
地域名・整形外科・診療内容の伝わり方が弱く、関連性が十分に伝わっていないこと。
口コミが少ない、または低評価の原因に院内で手を打てていないこと。
そして、Googleビジネスプロフィールだけで勝とうとして、ホームページSEOや外部評価まで整えられていないこと。
こうした要素が重なっているケースが多いです。
MEOは、単なるWeb施策ではありません。整形外科の価値を、患者さんとGoogleの両方にわかりやすく伝えるための設計です。院内で大切にしていること、リハビリ部門の強み、地域で果たしている役割が、正しく見える形になれば、Googleビジネスプロフィールはもっと生きてきます。
「良い医療を提供しているのに、まだ十分に届いていない」
その状態なら、伸びしろはあります。焦って裏技に走る必要はありません。正しい順番で整えていけば、地域で見つけてもらいやすい整形外科に近づいていきます。ぜひ、まずは自院のGoogleビジネスプロフィールが、現場の実力を正しく映せているかから見直してみてください。先生方の医院が、必要としている患者さんにもっと届くことを願っています。
関連サービスのご案内
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